戦略的見切り発車

大学生が心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくるブログ

学校教育と塾

ども、ショコラです。

バイト先の塾で中学生が定期テストの結果を報告してくれました。伸びた生徒、伸び悩んだ生徒と様々ですが、模試や定期テストは解けなかった箇所こそが重要なので、しっかり復習をして今後に繋げてほしいものです。

私の母校の中学校に通う生徒もいるのですが、私が通っていた頃とは少し変わっているようで。なんでも定期テストは最高点、平均点共に非公表だそうです。私の頃はその2つは公表されており、今回最高点とれた、とれなかったなどと盛り上がるのが常でしたが。まだ卒業して5年ほどですが、変わるものなのですね。

でも、おかしくないですか。冒頭に書いた通り復習が大事とはいえ、自分が上から何番目で、平均と比べてどうで、この順位をキープすれば志望校と比べてどうだとか、そういうことがモチベーションになると思うんです。入試は他人よりも点数を取らなくてはならないので、早くから他者との競争を意識させるべきだと思うんですね。

私の考えですが、今の学校は塾ありきな気がしてなりません。自分の偏差値がわからない、入試の出題範囲が3年生の1月まで終わらない、5教科以外の対策をしてくれない、など塾に通っていることを前提にしてしまっているような気がします。これでは世帯収入が学力に直結してしまうのも仕方ありません。

もちろん、学校で指導するのは勉強だけではありませんし、そこは塾と比べて難しいところではあります。しかし、せめて塾に通わない生徒が不利にならない程度には、きちんとカリキュラムを消化し、指針を設けてあげるべきではないでしょうか。

そんなことを考えながら生徒の成績に1人で一喜一憂するショコラでした。